ふと目に止まったある動画↓
物理エンジン&人工知能などなどを用いたライフシュミレーション。
ソフトも配布されているみたいなので試してみた。
これが結構良く出来てて、生き物の学習や繁栄の過程が見れてとても面白い。
初期はろくに移動することが出来ずにじたばたしている。
餓死していく個体がいる中、移動することが得意な個体が現れて餌を取りまくる。
餌をたくさんとってエネルギーを持て余した個体は繁殖を始める。
これを繰り返していくうちにだんだんと足の速いやつが増えて行き、歩きがうまくなっていく。
こうやって生命が進化していくんだなとまじまじと実感させられた。
これ観てて気づいたのは、生命の個体に対する餌の数の割合がだんだん減ってきたということ。
「これじゃみんな餓死するだろ。。。」
と思えるくらい少なくなってもまだ減る気配がない。
これからわかることは生命は進化していくうちに無駄が減ってきているということなのだろうか。
次にフィールドのサイズを広げてみる。
狭い世界では十分に取れていた餌も世界が広がると移動速度がさらに速くならないといけない。よって更に進化をする。足が速くなる。
生き物はその環境で生き抜くために必要十分な、バランスのとれた進化をとげるということがわかる。
ならば人間はどうなのだろうか。
人間は今の状況でも十分に生き延びることができる。
それが自らの欲を満たすために必要以上のエネルギーを得て、さらなる進化を重ねている。
これはこれは生命の進化の原理から逸れている気がする。
でも人間は進化していく中でいつかオーバーフローする時がくるような気がする。
「人間は滅びます!だけど神に祈りを捧げるものは生き延びることが出来ます!さぁ皆で手をあわせて神に懇願しましょう!!」
↑これなんて宗教?
でも昨日の記事じゃないけどこういうのに騙されるひとがいて、劣性遺伝というものがなくならず、だからこそ進化は遂げられ、繁栄と衰退につながるんだろう。
つまりはいいものも悪いものも必要。個体が滅んだところで種族が滅ぶことはない。
と、このシミュレーターを眺めてて思った。
とそんなことにいつまでも悩まずに、今日もタルパ育成に精を出すしろまなのでした。