スタンダード
ガラパゴスケータイと嘆かれる昨今の日本の携帯電話産業
スタンダードってやっぱり必要だと思います。
昨日発売されたSONYのXperia。docomoの携帯で去年発売されたHT01A(だっけ?)に続いて二台目だけど、何やらかなり良さそう。
日本の携帯電話がガラパゴス携帯と呼ばれる要因のひとつに「一般ユーザーのアプリケーション開発の不自由さ」があると考える。どのキャリアも一応は勝手アプリが作れるのだろうが、その中で制限されているものは数多くある。
その点Androidはプリセットアプリですら勝手アプリと同じく仮想マシン上で動いているし、ファイル操作なども自由みたいなので、いろいろと応用できる場面が多そう。
日本のキャリアは勝手アプリによるエラーやウイルスなどに敏感になりすぎたのだろうか。
そのために進化が遅れた、独自の進化を遂げてガラパゴス化してしまったんだろう。
そういえばこんな言葉がある。
亀は頑強な甲羅を背負ったために進化が遅れて周りに置いていかれてしまった。甲羅を爆破して天空に舞い上がれ。この世は「裸」が一番強いのだ。
スタンダードとはどこにあるのか。「安全性」「操作性」「自由度」「処理速度」「基本性能」。どれかが突出していても、いずれかが欠けていては意味がないんだろう。人々の求める必要最低限をクリアしているもの。それがスタンダードの条件なんだろう。
今の日本の携帯電話産業は甲羅を爆破して天空に舞い上がる必要があるのだろう。より周りを見て、周りのものを取り入れていかないとどんどん孤立して、おいていかれてしまうだろう。
……でも現状ではICカードが使えるかがわからないからなぁ。各企業さんも早く脱ガラしてほしいですね。
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