ゆうきゆうという人は結構前から
スーパーリアルRPGというWEBマンガで知ってたけどこの本のこと自体を知ったのは
M氏の記事から。
絶版になってるらしいけどアマゾンで調べたら安い中古のがあったから頼んでみた。
本に線が引いてあってムッときたけど、改めて商品説明見たらちゃんと注意書きあってね、もう怒ってもしょうがないかなぁ。ってね。ハハッ、オレワロス……。
タルパもエターナルビューティー(以下EBと称)もオカルトか心理学かのアプローチが異なるだけで、基本的な概念はほぼ一緒。ただしやっぱりそれぞれ特有の概念も存在はするが、この本に書かれているEBの作り方は、タルパ作りにも適用できるものが多々ある。
それを今回は紹介してみようと思う。
【作り方の基本:一緒にいて欲しい人をイメージする】
これはタルパと同じ。現実にいる人だろうと、2次元の存在だろうと、非生物でも。自分の好きなイメージをする。
ただしタルパでは「尊敬出来る存在をつくれ」となっているものが「最高に癒される存在を作れ」となっている。
「仏様」や「キリスト」など、個人の性格よりも具体的な教えが先行してしまうようなEBは作らない方がいいとある。タルパはそんなことも無いような気が……。むしろタルパでは他人の思念が混ざるような版権モノのキャラクターを作らないほうがいいといわれてるけど。
【やりたくない仕事はEBにさせることができる】
端的に言うと自分がEBに成りきってロールプレイするだけ。憑依させるって程のものでもないみたいだ。
最近できたタルパ専用雑談スレはこれの訓練にはもってこいだな。
【不安:多重人格じゃないの?】
NO。
「自己対話」と呼ばれ、自分の内面を見つめるためによく使われた技術。
【オート化】
EBにはオート化のように勝手に話し始めますといった概念はない。なぜならEBの目的は「人工精霊を作ること」ではなく「自分の内面を見つめること」なので。オート化してなくてもいい。
【暴走】
オート化の概念はなくても、例の小人のタルパみたいに「殺せ」とか言ってくる事例もあるとかないとか。
そういう時はあえてそれに同調して(実際に殺すことはもちろんしないが、)ストレスを発散することも大切だと説いている。
【依り代:EBリング】
指輪を依り代にするなどして、EBを呼び出す。
パワーストーンみたいなのではなく、ペンで手にマークを書くだけでもいい。
以上はタルパにある概念を中心とした比較。
以下はタルパにはないと思われる、EB特有の概念。
タルパにも何か使えるものがあるといいけど。
【EBバカンス】
あえてEBを意識しない期間を設けることで、再開した時のモチベーションを維持、向上させるということ。
「仕事中に意識できない」と思うなら例えば前述のEBリングとかと組み合わせて、あえて意識しないようにするのもありだと思う。
【EBブラック】
いわゆるヤンデレEB。
行き過ぎた愛を感じると意外と当人は引いちゃうっていうことあると思う。それを利用して冷静な判断をできるようにする。
ヤンデレも捨てたもんじゃないねっていう話だな。
ただヤンデレすぎるのもいささか問題かと。誰とは言わないけど。
【EBトランス、BEB】
EBトランスは相手にEBを投影し、BEBは自分がEBになりきって相手を癒す技術。
これは、タルパには使いづらいものだな。
以上の通り。こうやってみると自分のタルパってかなーりEBとしての役割を持っているよなーとも感じるものがある。
だけど自分はタルパとEBは似て非なるものだとも考える。
まぁそれは自分が創ったものを「タルパ」と認識するか「エターナルビューティー」と認識するかの違いだと思うけれども。
厳格に線引きしなければいけないような問題でも無いので自分の好きな呼び方、扱いをすればいいと思う。